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Claudeとは?無料で使える超高性能AIの特徴を徹底解説

Claudeって何?

最近よく耳にするけど、あんまりわからない!

一体どんなことができるの?

結論、Claudeは文章生成や分析ができる高度な生成AIです
ChatGPT以上に自然な日本語が生成できるとして、注目が集まっています

この記事では、そんなClaudeについて詳しく解説します

生成AIの活用の手始めに、Claudeの利用を考えている方はぜひ最後までご覧ください

この記事でわかること
  • Claudeについて
  • 無料版と有料版の違い
  • Claudeを利用する上での注意点
タップできる目次

Claudeとは

Claude(クロード)は、Anthropic(アンソロピック)社が開発した大規模言語モデル(LLM*)をベースとする生成AIです

*LLM(Large Language Models)とは、大量の言語データを学習することで、人間のような受け答えができる自然言語処理モデルです
Open AIが開発したChatGPTに使われているGPT-4もLLMです

Anthropicは、OpenAIの元研究者らが設立した企業です
OpenAIで研究担当副社長だったダリオ・アモデイがCEOを務めています

Claudeの主な特徴は以下の通りです

  1. 高度な自然言語処理能力
  2. マルチモーダル機能(テキストだけでなく画像も理解できる)
  3. 多言語サポート
  4. 日本語の生成能力が高い
  5. ハルシネーション*が比較的少ない

*ハルシネーションとは、人工知能(AI)が事実に基づかない情報を生成する現象のことです

詳細は後述しますが、Claudeは単なるチャットボットではありません
文章作成、データ分析、プログラミング支援など、幅広いタスクをこなすことができます

Claudeの各モデルについて

Claudeは、性能や用途に応じて3つのモデルがあります

  1. Claude 3 Opus
    • 最高性能モデル
    • 複雑なタスクや長文の処理に最適
      →本一冊まるごと分析するなど、膨大なデータを分析するようなケースでは特に有用
    • 高度な推論能力と創造性を持つ
  2. Claude 3.5 Sonnet
    • バランスの取れたモデル
    • 多くの一般的なタスクに適している
    • Claude 3 Opus の2倍の速度で動作
  3. Claude 3 Haiku
    • 最速モデル
    • 短い対話や簡単なタスクに最適
    • リアルタイムの応答が必要な場面で威力を発揮

各モデルは、タスクの複雑さや求められる処理速度に応じて使い分けることができます

Claude 3.5 Sonnetは、6月21日にリリースされた比較的新しいモデルです
通常のタスクであれば、最高モデルのClaude 3 Opusをしのぐ性能といわれています

Anthropicが公表した情報から、その性能の高さがうかがえます
Chat GPT(GPT-4o)より優れたスコアを示していることも読み取れますね

参考:Anthropic公式サイト – Announcements Claude 3.5 Sonnet
参考:Anthropic公式サイト – Announcements Claude 3.5 Sonnet

ほぼ全ての項目でClaude 3.5 Sonnetが1番のスコアを出していますね…

相当特殊な使い方をしない限りは、Claude 3.5 Sonnetを使用する形で問題ないでしょう

また、「Haiku」と「Opus」についても2024年中に「Claude 3.5」がリリースされる予定です

Claudeの主な特徴

Claudeには、次のような特徴があります

  1. 高度な自然言語処理能力
    • 人間のような自然な対話が可能
    • 複雑な質問にも的確に回答
  2. マルチモーダル機能
    • テキストだけでなく画像や図表も認識・分析可能
    • プログラミングコードを認識・生成可能
  3. 多言語サポート
    • 30以上の言語に対応*
    • 高品質な翻訳と多言語でのコンテンツ生成
  4. 日本語の生成能力が高い
    • 自然な日本語表現
      例)「お手数をおかけして申し訳ございません。ご要望について承りました。」
    • 文脈に応じた適切な言葉遣い
      例)ビジネス文書や友人との会話で適切に敬語を使い分ける能力
  5. ハルシネーション(事実に基づかない情報の生成)が比較的少ない
    • 善悪を見極める倫理原則(AI憲法)が搭載
    • AI憲法の内容
      ・不適切なコンテンツや有害なコンテンツは禁じられている
      ・生命や自由、個人の安全を尊重するような回答を選択するようなルールが含まれている

*公式からの対応言語リストなどはありませんが、対応可能な言語として確認されている数です

返答が確認されている言語

英語、日本語、アラビア語、イタリア語、インドネシア語、ウクライナ語、エストニア語、エスペラント、オランダ語、ギリシャ語、スウェーデン語、スペイン語、スロバキア語、スロベニア語、チェコ語、デンマーク語、ドイツ語、トルコ語、ノルウェー語、ハンガリー語、ヒンディー語、フィンランド語、フランス語、ブルガリア語、ベンガル語、ポーランド語、ポルトガル語、ラトビア語、リトアニア語、ルーマニア語、ロシア語、韓国語、中国語

Claudeは、他の生成AIに比べてかなり自然な日本語を生成することに定評があります

実際に利用してるけど、本当に自然な日本語に感じるよ!

Claudeの無料版・有料版

Claudeは、無料で利用できます
ですが、有料版(Proプラン)と下記のような違いがあります

無料版有料版(Proプラン)
料金無料月額20ドル(約3,000円)
使用できるAI言語モデルClaude 3.5 SonnetClaude 3 Haiku
Claude 3.5 Sonnet
Claude 3 Opus
利用回数の制限約10回 / 5h約45回 / 5h*
優先アクセス権なしあり
新機能への早期アクセスなしあり
プロジェクト機能なしあり

無料版でも有料版でも、現状最高レベルのモデルClaude 3.5 Sonnetを利用できます
そのため、回答の性能やスピード、生成可能な文字数などは変わりません

利用回数の制限はあるようですが、筆者自身は制限を受けたことはありません
結構頻繁に使っているので、普通に利用する分には実質制限はないです

*会話が比較的短い場合、5時間ごとに少なくとも45件はやり取りできると、Anthropic社は公表しています
参考:Anthropic公式サイト

優先アクセス権は、簡単にいうとClaudeへのアクセスが集中する時間帯でも優先的に回答してもらえるということです

新機能への早期アクセスは、お試し版として新機能がリリースされた際などに使わせてもらえるのではないかと思います

そして、特筆すべきはプロジェクト機能です
わかりやすくいうと、自分専用にカスタマイズしたClaudeを保持しておける機能です

ChatGPTのGPTsにあたるような機能になります

プロジェクト機能のどこがそんなにいいの?

プロジェクトごとに名前をつけたり、あらかじめ資料や命令をセットしておけるんだ!

わかりやすくいうと、お気に入りとかフォルダみたいなイメージかな!

毎回同じ情報を入力する手間が省けるので、業務効率がグッと上がります
※こちらは別で詳細の記事を執筆予定です

Claudeを利用する上での注意点

ハルシネーション(事実に基づかない情報の生成)は比較的少ないといわれています

しかし、AIはまだ完全ではありません
頻繁に利用していると、事実と異なる情報を出力することは何回もあります

実際、Anthropicは消費者利用規約の中で、こう明記しています

  • 出力は必ずしも正確であるとは限らず、詳細度や特異性の点で正確に見えても、重大な不正確さが含まれる場合があります
  • 出力の正確さを自分で確認することなしに、出力結果に依存しないでください
  • サービスおよび出力は、正確、最新、または完全な情報を反映していない可能性があります
  • 出力には、Anthropic の見解と一致しないコンテンツが含まれる場合があります
参考:Anthropic公式サイト – Consumer Terms of Service

AIだからって完璧じゃないんだね…

生成してくれた情報が、絶対に正しいとは思わないようにしましょうね

まとめ

話題の生成AIであるClaudeについて解説しました
使いこなせれば大いに役立つことは間違いありません

実際、この記事もClaudeの力を借りて作成してるよ!

P.S. 今後、Claudeの利用法など、より深掘って紹介していくつもりです

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